書評「学びを結果に変えるアウトプット大全」
「学びを結果に変えるアウトプット大全」 樺沢紫苑著 サンクチュアリィ出版 2018
本をたくさん読んでも何となく身に付いている感じがしないのは、インプットである読み方に原因があるのではなく、他でもないアウトプットの不足が問題だった、という明確な内容。内容にとても説得力がありました。
以下、アウトプットに関する工夫メモ。
- ノートの取り方:
ミドリMDノートライトA4判を使用。一回で見開き。俯瞰できる。アハ体験のような気付きを3つ書く。それを行動に変えるTO DOも3つ書いて見開き1ページ。一冊にまとめ、2週間に3回復習。
- 抽象化のアナログ 具象化のデジタル:
アイデアを発展させる、膨らませる(抽象化)為にアナログを使用。具体的に書いたりする(具象化)為にデジタルは便利。
- 読書感想文テンプレ:ビフォー+気付き+TODO
読む前はどうだったか、そしてどのような気づきを得たか、それに基づいて自分を変えるために何をすべきか。
特に、共感した内容は、「人に教えられて初めて分かったと言える」という一文でした。むしろ人に教えること(アウトプット)を念頭にして、読んだり勉強したりすると身に付くということだと思いました。