書評「学びを結果に変えるアウトプット大全」

「学びを結果に変えるアウトプット大全」  樺沢紫苑著 サンクチュアリィ出版 2018

本をたくさん読んでも何となく身に付いている感じがしないのは、インプットである読み方に原因があるのではなく、他でもないアウトプットの不足が問題だった、という明確な内容。内容にとても説得力がありました。

以下、アウトプットに関する工夫メモ。

  • イデアカード: 125×75mm 100枚頑張りグループ分け スマホで保存
    カードにアイデアを書いてアイデア出し。頑張って100枚書き出せば90分の講演や本が書ける!グループに分けてスマホで保存。
  • ノートの取り方
    ミドリMDノートライトA4判を使用。一回で見開き。俯瞰できる。アハ体験のような気付きを3つ書く。それを行動に変えるTO DOも3つ書いて見開き1ページ。一冊にまとめ、2週間に3回復習。
  • 抽象化のアナログ 具象化のデジタル:
    イデアを発展させる、膨らませる(抽象化)為にアナログを使用。具体的に書いたりする(具象化)為にデジタルは便利。
  • 読書感想文テンプレ:ビフォー+気付き+TODO
    読む前はどうだったか、そしてどのような気づきを得たか、それに基づいて自分を変えるために何をすべきか。

特に、共感した内容は、「人に教えられて初めて分かったと言える」という一文でした。むしろ人に教えること(アウトプット)を念頭にして、読んだり勉強したりすると身に付くということだと思いました。