書評「自分の時間を取り戻そう」:ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
「自分の時間を取り戻そう」:ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 ちきりん著 ダイヤモンド社 2016
自分自身これまでいかに生産性を考えてこなかったかがよくわかりました。人間はまず労働時間を減らさないと本気でどのように効率を上げるべきか考えられない。
これこらは、高生産性社会へとシフトしていく。生産性をあげることで、単なる生活の質の向上のみならず、いかに次の時代を生き抜くべきかの指針が見えてくる。
以下、内容に関するメモ。
- 生産性とは?:価値を得るために投入される希少資源と得られた価値の比率。生産性という視点からみることで、(1)さっさと仕事をすませ、効率のいい生活を送るだけでなく、(2)今後の進むべき正しい道が見える。
- 生産性 = アウトプット / インプット = 得られた成果 / 投入した希少資源
インプットを増やして、アウトプットを増やすやり方ではいずれ限界がくる。ブラック企業。
- 人間の代わりに機械を投入して圧倒的に生産性が上がる仕事から淘汰される。
- 時間を見える化:時給を高く売る。→ 生産性が上がる。
- 学習曲線を意識 さらに時間を投入すべき分野か判断。
やはり時間はとても希少な価値のある資源なのですね。